プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」のSDGsの取り組みとは?
こんにちは!衣食環境ブログのマイカです。
この記事では、Bリーグが取り組んでいるSDGsについてお話していきます。
男子プロバスケットボールリーグの「Bリーグ」。
スポーツ団体はどういった取り組みをしているのでしょうか。
この記事は、
- BリーグのSDGsの取り組みが知りたい
- スポーツ団体はSDGsに貢献しているの?
- 具体的な取り組みが知りたい
といった方におすすめの記事です。
ぜひ最後までご覧ください。
Bリーグとは
Bリーグとは、2016年に設立された日本の男子プロバスケットボールリーグのことです。
B1、B2、B3の3つのリーグが存在し、2020-2021シーズン時点では計47クラブが所属しています。
レギュラーシーズンは、9月から5月までの約8ヵ月間で60試合が開催されます。
サッカーや野球と比べると歴史の浅いBリーグですが、エンターテイメント性の高さや地域密着型のスポーツクラブであることから、近年人気が高まっています。(参照※1)
スポーツSDGs
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催をきっかけに2015年10月に「スポーツ庁」が誕生しました。
スポーツ庁の役割は、「スポーツを通じて国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営むことができる社会の実現を目指す組織」で、文部科学省が管轄しています。
そして、スポーツ庁はSDGsの達成にスポーツで貢献することを誓っています。
スポーツの持つ、人々を集める力や巻き込む力を使って、SDGsの認知度向上や社会におけるスポーツの価値の向上に取り組んでいます。(※2)
スポーツは、SDGsの推進に不可欠なものとされており、各スポーツ団体やスポーツ関係の企業がSDGsも積極的に取り組んでいます。
Bリーグの取り組み
Bリーグでは、バスケットボールの力でSDGsの目標達成に取り組んでいます。
特に、以下の3つの領域でSDGsに貢献しています。
- PEOPLE(人類)
- PEACE(平和)
- PLANET(地球)
クラブや選手、ファン、地域、パートナー企業を巻き込んで、SDGsの実現を目指した取り組みを行っています。
PEOPLE(子どもと家族支援、インクルージョン、STEAM教育)
PEOPLEでは、SDGsの目標3.4.9.10に取り組んでいます。
障がいや医療ケア、貧困に向き合う子どもや家族に対してのサポート、企業と協力してプログラミング教室の開催などを行っています。
具体的には、
- 障がいをもつ子どもや家族を試合に招待
- 知的障がいのある人とない人が混合チームを作り、練習や試合を行う
- 長期療養が必要な子どもたちにスタッフサポート等を行うチームの一員として入団してもらう
などといった取り組みです。
個性を尊重し一緒になってスポーツを楽しめる、共に手を取り合える社会の実現を目指す活動を行っています。
PEACE(復興支援、街づくり、防災)
PEACEでは、SDGsの目標3.10.11.17に取り組んでいます。
「被災地域に笑顔を、全国で震災を忘れない」を目標に、復興支援活動などを行っています。
具体的には、
- 復興支援チャリティーゲームの開催
- 仮説団地への訪問
- 被災地域でのバスケットボール教室
- 防災バスケプログラム
などといった取り組みです。
スポーツをする機会や、少しでもバスケを通じて笑顔になる活動を実施しています。
PLANET(地球環境循環型社会)
PLANETでは、SDGsの目標12.17に取り組んでいます。
Reduce・Reuse・Recycleの輪をひろげ、循環で地球が元気になることを目指しています。
具体的には、
- 衣類の回収、再生、新たな応援グッズに生まれ変わる活動
- 選手間でぬいぐるみをリレーし、環境保全の重要性を発信
などといった取り組みです。
資源から資源へリサイクルするマテリアルリサイクルの課題解決に取り組んでいます。
まとめ
BリーグのSDGsの取り組みについてお話しました。
他にも、各クラブで様々な取り組みが行われており、スポーツでSDGsの目標達成に貢献しています。
私たちの日常にもSDGsに繋がっている行動があるかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
※SDGsについては以下の記事で書いているので、ぜひ参考にしてください。
参照
※1 B.LEAGUE HP(https://www.bleague.jp/)
※2 スポーツ庁「スポーツSDGs」(https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop08/list/1410259.htm)