SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」の原因と現状~私たちにできること~

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SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」の原因と現状~私たちにできること~

こんにちは!衣食環境ブログのマイカです。

この記事では、SDGs17の目標の1つ「海の豊かさを守ろう」の原因と現状、私たちができることについてお話していきます!

この記事は、

  • SDGsの目標「海の豊かさを守ろうってなに?
  • 私たちにできることはあるの?

といった方におすすめの記事です。

ぜひ最後までご覧ください!

※他にもSDGsについての詳しい記事を書いているので、興味のある方はぜひご覧ください!

SDGsとは?

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SDGs(エス・ディー・ジー・ズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。

持続可能な開発とは、国際連合広報局によると「将来の世代がそのニーズを充足する能力を損なわずに、現世代のニーズを充足する開発」と定義されています。

また、2030年までに持続可能なよりよい世界を目指すため、世界全体の経済・社会・環境の三側面における課題を総合的に解決すべき国際目標として掲げられています。

そしてSDGsは、17の目標と169のターゲットから構成され「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

発展途上国だけでなく、先進国も積極的に取り組まなければなりません。

SDGs 17の目標

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SDGsには、17の目標が掲げられています。

  • 目標1 貧困をなくそう
  • 目標2 飢餓をゼロに
  • 目標3 すべての人に健康と福祉を
  • 目標4 質の高い教育をみんなに
  • 目標5 ジェンダーの平等を実現しよう
  • 目標6 安全な水とトイレを世界中に
  • 目標7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 目標8 働きがいも経済成長も
  • 目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 目標10 人や国の不平等をなくそう
  • 目標11 住み続けられるまちづくりを
  • 目標12 つくる責任つかう責任
  • 目標13 気候変動に具体的な対策を
  • 目標14 海の豊かさを守ろう
  • 目標15 陸の豊かさも守ろう
  • 目標16 平和と公正をすべての人に
  • 目標17 パートナーシップで目標を達成しよう

今回は、この中の目標14「海の豊かさを守ろうについてお話していきます!

海の豊かさを守ろう

この目標の概要は、「世界の海洋と海洋資源を保全し、持続可能な形で利用すること」です。

皆さんが海水浴などで訪れる海はきれいですか?海辺の近くにはたくさんのゴミがあふれていませんか?

海洋汚染や海面上昇という言葉を一度は、学校の授業やニュースで聞いたことがあると思います。

「海の豊かさを守ろう」は、汚染されることなく豊かで美しい海を守っていこうという目標の元、掲げられています。

では、世界の海洋問題についてお話していきます。

※「海の豊かさを守ろう」の169のターゲットについて書いている記事もあるので、ぜひ参考にしてください。

世界の海洋問題の現状

海洋問題とは、主に海洋汚染のことです。

海洋汚染とは、その名の通り「海が汚れていくこと」を指しています。

McKinsey Sustainability(2015)によると、世界では毎年800万トンもの海洋プラスチックが海に流入していると推定されています。

また、現在の傾向のままでは海洋のプラスチックの世界量は、2025年までに2億5000万メートルトンになり、ほぼ倍増する可能性もあるといわれています。

海上保安庁によると、日本の海洋汚染確認件数は、令和2年度(令和2年1月1日~12月31日)で453件だったといいます。

前年度と比べて21件も増えているというのが現状です。

海洋汚染の原因

快癒汚染の原因は主に3つあります。

  • 船や工場からの排出物
  • 海洋ゴミ
  • 生活排水

一つずつお話していきます。

船や工場からの排出物

海上保安庁によると、令和2年度では船舶からの排出や不適切なタンク計測やバルブ操作などの作業中における取扱不注意などによって油が海に流れ出て、海洋汚染につながったケースが286件と発表されています。

これは、前年に比べて11件も増加しており、海洋汚染の大きな原因の一つです。

また、工場から流れ出る排水には有害な物質が含まれている場合もあり、海洋汚染にとどまらず人体に影響を与える場合もあります。

海洋ゴミ

海洋ゴミは、海洋汚染の主な原因として世界でも問題視されています。

先ほども言いましたが、世界では毎年800万トンもの海洋プラスチックごみが排出されています。

ペットボトルやポリ袋、包装紙などのプラスチックごみは自然に分解されることはありません

なので、一度海に流れ出たら誰かが回収するまで海に残り続けてしまうのです。

そのため、プラスチックごみはより問題視されており、現在も各国で対策案が考えられています。

※プラスチックごみ問題については以下の記事で詳しく書いているので、ぜひ参考にしてください!

生活排水

生活排水とは、食器を洗う時の洗剤やトイレ、洗濯をする際の柔軟剤など私たちが生活から出した排水のことです。

特に、油や洗剤に含まれている化学成分は水を汚してしまいます。原理は、船や工場からの排出と同じです。

私たちの何気ない生活排水が海を汚してしまっているのです。

海洋汚染による影響

海洋汚染は、海の生き物たちに大きなダメージを与えてしまいます。

そして、海の生き物たちを餌にしている動物や私たち人間にも影響を及ぼします。

しましには、生態系が崩れ地球全体のバランスも悪くなっていくでしょう。

海洋汚染は、海の生き物をはじめとして結果的にはあらゆるところに影響を及ぼすのです。

私たちにできること

私たちにできることを3つ紹介します。

  1. ゴミを拾う
  2. プラスチックごみを減らす
  3. エコラベルの製品を使う

一つずつお話していきます!

1.ゴミを拾う

ゴミはなるべく見たら拾うようにしましょう!

水辺から遠い道端に落ちているゴミでも、雨や風に飛ばされて川や海に飛ばされてしまう恐れがあります。

1人で拾うことが恥ずかしい場合、ボランティアに参加したり友達を誘ってみたりして楽しくゴミ拾いができるような工夫をするといいと思います。

また、私のおすすめは「ゴミ拾いアプリpirika(ピリカ)」です。

使い方はTwitterやInstagramと同じ要領で、落ちているゴミの写真を撮って投稿すると見ている方から「ありがとう」がもらえます

ただひたすらゴミを拾っていると「何のために拾っているのだろう?」と思うときがありますが、「ありがとう」がもらえることによって承認欲求が満たされて頑張ろう!と思えます。

興味のある方はぜひ調べてみたくださいね!

2.プラスチックごみを減らす

プラスチックごみは地球温暖化にも影響を与えます

プラスチックごみを減らすことは、温暖化対策にも海洋汚染対策にもなります。

例えば、エコバックを持ち歩いたりラップの代わりにエコラップを使ったり、マイボトルマイストローなどプラスチックごみを減らすためにできることはたくさんあります。

特に、私のおすすめはエコラップです。エコラップは何度も洗って使えるので節約にもなります。

ラップがなくなる心配も、なくなるたびに買いに行かなくてもよくなります。

興味のある方はぜひ検討してみてください!

3.エコラベルの製品を使う

エコラベルとは、商品が環境に配慮したものであることを示すラベルの総称のことです。

エコラベルはドイツで始まり、日本ではエコマークともいわれています。

生産から廃棄に至るまで環境のことを考えて製品がつくられているので、私たちが排出する汚染も最小限になります。

特に、洗剤や柔軟剤など毎日使い、汚染水がでるものは環境に配慮されている製品を使うことがおすすめです。

少しでも海をきれいに保つことができます!

まとめ

SDGs17の目標の1つ「海の豊かさを守ろう」についてお話しました!いかがだったでしょか?

海の豊かさを守るには、私たちの生活がカギになります。

毎日使うもので環境に配慮された製品を選んだり、ゴミを減らしたりすることで少しでも海をきれいにすることができます。

今日からできることを少しずつ行っていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

※「陸の豊かさも守ろう」については以下の記事で書いているので、興味のある方はぜひご覧ください!

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