二酸化炭素が地球温暖化の原因と言われているのはなぜか
こんにちは!衣食環境ブログのマイカです。
この記事では、二酸化炭素と地球温暖化の関係についてお話していきます。
近年特に、「二酸化炭素の排出量を抑えましょう」や「脱炭素」などと言われるようになりました。
二酸化炭素がどう地球環境に影響を及ぼしているのでしょうか。
この記事は、
なぜ二酸化炭素が地球温暖化に関係があるのか
について詳しくお話していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
地球温暖化とは
地球温暖化とは、言葉の意味そのままで「地球全体の温度が上昇していること」です。
産業革命以降、20世紀後半から気温の上昇傾向がはっきりと観測されるようになったことから地球温暖化は問題視されるようになりました。
そして、1985年に開催されたフィラハ会議(地球温暖化に関する初めての世界会議)をきっかけに、地球温暖化の問題が大きくとりあげられるようになりました。
世界全体の平均気温は産業革命前から現在までの約200年で、約1度上昇していることが分かっています。
また、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は18年の報告書で、「早ければ2030年に1.5度に達する」と警鐘を鳴らしています。
地球温暖化の原因
産業革命以降から気温の上昇が確認できたことから、「地球温暖化は人間の活動が原因となっている」ことが明らかになりました。
そして、その人間の活動とは「石炭や石油など化石燃料を大量に使うこと」です。
化石燃料を大量に使用した結果、「大気中へ排出される二酸化炭素」が増え続けます。
この循環が、地球温暖化の原因・メカニズムです。
二酸化炭素が地球温暖化に関係しているワケ
では、なぜ二酸化炭素が多く排出されると地球温暖化が進むのでしょうか。
それには二酸化炭素の性質が関係しています。
二酸化炭素の性質
二酸化炭素は色も匂いもありませんが、大気中の赤外線を吸収し地表に熱をこもらせる性質があります。
この性質が、地球に熱をこもらせて「地球温暖化」を加速させています。
二酸化炭素と同じように地球を暖める性質を持っている気体は「温室効果ガス」と呼ばれています。
温室効果ガスには、二酸化炭素の他にもメタンや一酸化二窒素、フロン類も含まれていますが、温室効果ガスの中で二酸化炭素の割合が一番多いので「二酸化炭素が地球温暖化を進めている」と言われています。
以下の表が、温室効果ガスの割合です。
温室効果ガスの70%以上が二酸化炭素です。
そのため、二酸化炭素の排出量を抑えることが地球温暖化対策として取り組まれています。
まとめ
二酸化炭素と地球温暖化の関係についてお話しました。
二酸化炭素が「地球を暖める性質」をもっていて、尚且つ温室効果ガスの中で一番排出量が多いことが地球温暖化を加速させている原因です。
なので、地球温暖化対策として二酸化炭素の削減が掲げられています。
できることから少しずつ行っていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
※地球温暖化対策については以下の記事に書いているので、ぜひ参考にしてください!