なぜ食料不足が起こるの?世界の食料問題に対する取り組みと私たちにできること

食料 社会問題

なぜ食料不足が起こるの?世界の食料問題に対する取り組みと私たちにできること

こんにちは!衣食環境ブログのマイカです。

この記事では、世界の食料不足問題についてお話していきます。

SDGsの目標にも「飢餓をなくそう」が掲げられています。

なぜ飢餓や食料不足が起こってしまうのでしょうか。

この記事は、

  • なぜ食料不足が起こるの?
  • 世界で行っている対策とは?
  • 私たちにできることはあるの?

といった方におすすめの記事です。

ぜひ最後までご覧ください。

世界の食料不足問題

アボカド

2021年に発表された報告書によると、最大8億1,100万人が世界中で飢餓になり、栄養不足で苦しんでいると発表されており、世界人口の約10人に1人が食料不足に苦しんでいます。(参照※1)

特に、2020年はパンデミックの影響でアフリカで食料不足が急増し、アフリカの人口の21%が栄養不足に陥ったことが報告されています。

また、アフリカの他に、アジアには栄養不足の人口の半数以上(4億1,800万人)が暮らしています。

パンデミックの影響は大きく、30億人の大人や子どもが栄養不足ではないけれども、健康的な食事を取ることができませんでした。

なぜ食料不足が起こるのか

トマト

食料不足が起こるのは、世界の食品生産量が少ないからではありません。

2021年の世界の穀物生産量は約27億トンで、世界中の人が十分に食べられるだけの食料は生産されています。(※2)

干ばつや洪水などの気候変動の影響で生産量が減少する年もありますが、2016年から毎年26億トン以上の穀物が生産できています。

それでも食料不足が起こるのには、3つの理由があります。

  1. 穀物が家畜のエサとなり、先進国を中心に消費されている
  2. 食品ロスが多い
  3. 食料自給率が低い

それぞれお話していきます。

1.穀物が家畜のエサとなり、先進国を中心に消費されている

1㎏の肉を生産する場合に必要な穀物(とうもろこし換算)の量は、

  • 牛肉1㎏生産するのに、11kg
  • 豚肉    〃    6kg
  • 鶏肉    〃    4kg

以上の量が必要だと言われています。(※3)

十分な量の穀物があっても人に供給されず、家畜に与えられ、その家畜は先進国で消費されます。

そのため、開発途上国の国を中心に食料不足が起こります。

※畜産と環境問題については以下の記事で詳しく書いているので、ぜひ参考にしてください。

2.食品ロスが多い

食品ロスとは、賞味期限切れや食べ残しなど、本来ならば食べられるのに捨てられてしまう食べ物のことです。

世界では13億トンの食べ物が捨てられています。(※4)

また、日本では1年間で612万トン、一人当たり1日お茶碗一杯分を捨てていることになります。

食品ロスは先進国だけでなく、開発途上国でも問題になっています。

開発途上国の場合、技術不足のため収穫しきれなかった作物や、保存設備が整っていないため流通する前に腐ってしまうことがあります。

食品ロスの削減は、世界中に食料を行き渡らせるために必要なことです。

※食品ロスについては以下の記事で詳しく書いているので、ぜひ参考にしてください。

3.食料自給率が低い

食料自給率とは、自国で生産したものを自国でどれだけ消費しているかの割合を表します。

2020年度の日本の食料自給率は37%でした。

つまり、日本では60%以上の食品を輸入していることになります。

たくさんの食料を輸入しているにも関わらず、食品ロスの量も多いことが、食料不足の原因になっています。

※食料自給率については以下の記事で書いているので、ぜひ参考にしてください。

世界の取り組みと私たちにできること

豆

食料不足問題は、SDGsでも目標「飢餓をなくそう」に掲げられています。

国連世界食糧計画(WFP)では、食料不足の地域に食料援助や支援を行っています。

また、開発途上国の農業を技術的・金銭的支援し、強化しようとする団体もあります。

他にも、食品ロスに取り組む飲食店や自治代、プラントベースの食品を扱う店舗も世界中で増加しています。

私たちも食品ロス削減やプラントベースの食事を取り入れることで食料不足問題の解決に繋がります。

まとめ

スーパーマーケット

食料不足問題についてお話しました。

見えないだけで、世界には食料不足に困っている人がたくさんいます。

私たちもできることから行動していきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

参照

※1 「世界の食料安全保障と栄養の現状(The State of Food Security and Nutrition in the World)」

※2 農林水産省「世界の食料需給の動向」(https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/attach/pdf/adviser-13.pdf

※3 農林水産省「お肉の自給率」(https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/ohanasi01/01-04.html

※4 農林水産省「食品ロスの現状を知る」(https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2010/spe1_01.html

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