スターバックスコーヒーのサステナブルな取り組みとは?日本と海外の取り組み事例

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スターバックスコーヒーのサステナブルな取り組みとは?日本と海外の取り組み事例

こんにちは!衣食環境ブログのマイカです。

この記事では、スターバックスコーヒーのサステナブルな取り組みについてお話していきます。

2021年9月から紙ストローを導入していたりと、サステナブルな取り組みを積極的に行っているスターバックスコーヒー。

日本以外の国では、どんな取り組みが行われているのでしょうか。

この記事は、

  • スターバックスコーヒーのサステナブルな取り組みが知りたい
  • 海外の店舗はどんな取り組みをしているの?
  • SDGsへの貢献度は?

といった方におすすめの記事です。

ぜひ最後までご覧ください。

スターバックスコーヒーとは

女性

1971年、アメリカ・ワシントン州シアトルにあるマーケットに一店舗構える小さなコーヒーショップがスターバックスコーヒー(以後:スタバ)の始まりです。(※1)

現在では、世界83か国に32,660店舗、日本でも1,727店舗が展開されています。

何よりスタバの強みは、コーヒーを提供するだけではなく「第三の居場所(サードプレイス)」として、くつろげる空間も提供しているところです。

人と人が繋がる空間を提供することで、今では世界最大のコーヒーチェーン店になっています。

スタバのサステナビリティ目標

コーヒー

スタバでは、2030年までに廃棄物を50%削減するといった目標の他、

1.植物由来の食品の選択肢を増やし、より環境に配慮したメニューに移行していく

2.使い捨てプラスチックから再利用できるプラスチックに変える

3.サプライチェーンにおいて、革新的で再生型の農業や森林再生、森林保全、水の補充に投資していく

4.店舗と事業に関連するコミュニティの両方において、食品廃棄物をなくし、再利用やリサイクルを進めるために、より良い廃棄物管理方法の構築に投資していく

5.より環境に配慮した店舗、運営、製造、配達を開発するために改革を行う

参照:HUFFPOST(huffingtonpost.jp

といった、5つの環境戦略を掲げています。

これらの取り組みは、2030年までの達成を目標に取り組まれていく方針です。(※2)

各国のスタバの取り組み

スターバックス

日本、韓国、アメリカの3ヵ国のサステナブルな取り組みを紹介します。

日本

スターバックスコーヒージャパンでは、以下の取り組みが行われています。

  • フードロス削減のため、賞味期限の近い商品を20%値引きで販売
  • 売上の一部を子ども食堂の普及を行っている団体に寄付
  • コーヒーを抽出した後の豆からたい肥や肥料づくり
  • 繰り返し使えるカップの提供を開始

特に、抽出した後のコーヒー豆を利用した「コーヒー豆かすリサイクルループ」では、たい肥や飼料にして野菜や牛を育て、フードやドリンクになって戻ってくる仕組みで、2014年3月、関係する三省(農林水産省、環境省、厚生労働省)による食品リサイクルループ認定を国内で初めて取得しました。

韓国

スターバックスコーヒーコリアでは、2025年までに全店で使い捨てカップを廃止する取り組みが行われています。

すでに、2021年7月から韓国・済州島の一部店舗で実施されている取り組みで、その後順次各都市に拡大していく予定です。

マイカップやマイボトルを常に持ち歩く必要はなく、デポジットを支払うことで繰り返し使えるカップが提供され、提携しているキオスクにカップを返却するとデポジットが返金される「リユーザブルカッププログラム」という方法がとられています。

アメリカ

アメリカ国内に展開するスターバックス約7,600店舗で、売れ残った食品を100%フードバンクに寄付する取り組みを始めています。

以前から食料寄付は行っていたスタバですが、2016年からはより積極的に食料寄付を行っています。

2016年には500万食、2021年には5,000万食を配布することを目標にしています。

まとめ

スターバックス

スターバックスコーヒーのサステナブルな取り組みについてお話しました。

日本だけでなく、海外の店舗でもSDGsに貢献する取り組みがたくさん行われています。

利用する際には、サステナブルな取り組みにも目を向けていきたいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

参照

※1 スターバックスコーヒー HP(https://nestle.jp/Starbucksathome/

※2 HUFFPOST「スタバCEOが発表した2030年に向けたSDGsへの取り組み。植物由来のメニュー拡大など」(https://www.huffingtonpost.jp/

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