世界の変わった環境問題への取り組み~ユニークなアイデアで地球を守る~

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世界の変わった環境問題への取り組み~ユニークなアイデアで地球を守る~

こんにちは!衣食環境ブログのマイカです。

この記事では、環境問題対策として行われている世界のユニークな取り組みについてお話していきます。

環境問題対策と聞くと少し堅苦しく、行動が制限されるような気がしますよね。

しかし、世界には変わったアイデアで環境問題対策も楽しんでできる取り組みを行っているところがあります。

この記事は、

  • 世界の環境問題対策が知りたい
  • 変わった取り組みって?
  • ユニークなアイデアを参考にしたい

といった方におすすめの記事です。

ぜひ最後までご覧ください。

世界の変わった環境問題への取り組み

Time to change

世界のユニークなアイデアを6つ紹介していきます。

  1. プラスチック容器の代替策「Ooho!」
  2. レジ袋の代替策「Avani」
  3. 海洋ゴミ削減策「Plastic Fishing」
  4. ゴミ拾い促進策「PIRIKA」
  5. 古着のリサイクル策「Looop」
  6. いらなくなったもののリサイクル策「Goedzakken」

以上の順番でお話していきます。

プラスチック容器の代替策「Ooho!」

Ooho!
image:Ooho!

「Ooho!」は、イギリスの企業「Notpla」社が開発した食べられる包装材です。

海藻を原料としており、独自の方法でプラスチックと似た性質になるように開発されています。

また、食べずにそのまま捨てたとしても4~6週間で自然に分解されます。

プラスチックゴミ削減のために開発された「Ooho!」ですが、実際に2019年のロンドンマラソンで選手たちの水分補給時に3万個以上使用されました。

結果的に、20万本のプラスチックを削減することに成功したそうです。

以下、「Ooho!」が使用されたロンドンマラソンの動画です。

London Marathon swaps plastic bottles for edible Ooho drinks capsules

レジ袋の代替策「Avani」

レジ袋

インドネシアの企業「Avani」社は、キャッサバからできた食べることのできるレジ袋を開発しました。

インドネシアでもプラスチックを削減するために、プラスチックを使用していない製品がよく使われているようです。

キャッサバからできたレジ袋には、

  • 人や動物が食べても無害
  • 90日以内に土に還る
  • 80度以上のお湯で溶ける

といった特徴があります。

Avani bioplastic dissolve in hot water

海洋ゴミ削減策「Plastic Fishing」

釣り

オランダの首都、アムステルダムでは「ゴミを釣りあげる体験ツアー」が行われています。

Plastic Whale」という団体が行っており、アムステルダムの運河でボートに乗りながら網を使ってゴミを拾う有料ツアーです。

有料ツアーにも関わらず、観光客だけでなく市民からも大きな人気を集めています。

Netherlands: Fishing for plastic | Global 3000

ゴミ拾い促進策「Pirika」

ゴミ拾い

Pirika」は、日本の京都大学の研究所から生まれたゴミ拾いを進めるSNSです。

日本のみならず世界中でもダウンロードされ、世界111ヵ国で2億個以上のゴミの回収に成功しているそうです。

ゴミ拾いをする際に、ゴミの写真を撮りシェアすることで「ありがとう」がもらえます。

その他オンラインイベントなどにも参加することができます。

【環境貢献してみよう!】ごみ拾いで繋がる新しいSNS「ピリカ」

古着のリサイクル策「Looop」

古着

スウェーデン発祥のファッションブランド「H&M」では、着なくなった衣類から新しく衣類をつくる「Looop」という仕組みの導入を開始しました。(H&M「Looop」で古いものを新しく

2020年10月からスウェーデンのストックホルムで導入され、古着を回収・洗浄・裁断して新しく糸を生み出し、新たなファッションアイテムとして生まれ変わります

ファッションの「ループを閉じる(closing the loop、ゴミや有害物質を外に出さない)」ことを目標に、収益は研究費用にあて、循環型システムの普及に繋げていくそうです。

いらなくなったもののリサイクル策「Goedzakken

Goedzakken
image: WAARMAKERS「Goedzakken」

「Goedzakken」は、オランダのデザインスタジオ「WAARMAKERS」がデザインした中身が見えるゴミ袋です。

中身をあえて見せることで、捨てられているものを欲しいと思った人に気軽に拾ってもらうためのデザインだそうです。

リサイクルショップの人が店頭に並べるために拾ったりもするようで、実際に本やぬいぐるみのリサイクル率が上がっていることがわかっています。

誰も拾わなかった場合は、通常のゴミと同様に収集されます。

まとめ

自然

世界の変わった環境問題への取り組みについてお話しました。

食べられる袋やゴミ釣りツアーなど、なかなか日本では見かけない斬新なアイデアで面白い取り組みだなと記事を書きながら思いました。

私たちの日常にも、環境問題に楽しく取り組めるようなアイデアが転がっているかもしれませんね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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