SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」~世界と日本の取り組み事例~

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SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」~世界と日本の取り組み事例~

こんにちは!衣食環境ブログのマイカです。

この記事では、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」の世界と日本の取り組みについてお話していきます。

この記事は、

  • SDGsについて知りたい
  • SDGsの取り組みが知りたい

といった方におすすめの記事です。

ぜひ最後までご覧ください!

SDGsとは

SDGs17の目標

そもそも「SDGsとは?」からお話していくので、すでに知っておられる方は飛ばしてください!

SDGs(エス・ディー・ジー・ズ)とは、2015年9月の国連サミットで採択された国際目標であり、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称のことです。

17のゴールと169のターゲット、232の指標から構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

SDGsは、前身である「MDGs」で残った課題や新たに出てきた課題を解決するために、世界共通の目標として定められました。

「持続可能な開発目標」と聞くと難しい感じがしますが、「地球環境を守りながら、あらゆる課題を解決していくための世界共通の目標」という認識で大丈夫です!

※SDGsやMDGsについて詳しく書いている記事もありますので、ぜひ参考にしてください!

目標11「住み続けられるまちづくりを」

SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」

SDGsには17の目標がありますが、目標11は「住み続けられるまちづくりを」です。

「住み続けられるまちづくりを」の目標の概要は、都市を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にすることです。

この目標は、年齢や性別、出身などを気にすることのないまちづくりを地球に負担をかけない形で実現していくことが目標となっています。

現状

2018年時点で、世界中の都市で暮らしている人口は55%にのぼることが国連によって報告されています。

また、2050年には都市部で暮らす人口が68%に達するとの予測もされており、この現象は先進国だけでなく開発途上国でも増加しています。

都市部に人口が流れていくと、農村部の過疎化や都市部のインフラが脆弱になる恐れがあります。

※「住み続けられるまちづくりを」については以下の記事で詳しく書いているので、ぜひ参考にしてください!

世界と日本の取り組み事例

「住み続けられるまちづくりを」の世界と日本の取り組みについてそれぞれお話していきます。

各国政府やNPO・NGO団体が開発途上国のインフラ開発支援や都市部の開発支援を行っています。

世界

今回は、地方に政府機関や企業本部を置くイギリスと高齢化問題に積極的に取り組んでいるオーストラリアについてお話していきます。

【イギリスの取り組み】

イギリスでは、都市部のロンドンと地方との間にある差を埋めるため、政府や企業の本部を可能な限り地方に置く取り組みを行っています。

この取り組みを行うことで、

  • 都市部の過密緩和
  • 地方の雇用創出
  • 地域経済の活性化
  • 都市部と地方の連携

などが期待できます。

【オーストラリアの取り組み】

オーストラリアでは、高齢者人口の増加に伴い、介護への取り組みに力を入れています。

特にオーストラリアは、65歳以上の高齢者の94%は在宅で生活し、残り6%が施設や病院などの住居以外で生活していることから、在宅介護にも力を入れて取り組んでいます。

2022年までに74000人が政府補助金付きのホームケアパッケージを受け取る取り組み(在宅介護パッケージプログラム)やロボットを使った非物理的なケア支援のための「バーチャルケア」を提供する取り組みを行っています。

日本

日本でもNPOやNGO団体が、積極的に開発途上国へ支援を行っています。

他にも、相羽建設株式会社は子どもたちの育成や地域の活性化を目的としたイベントを開催していたり、株式会社イーテックはネパールで持続可能なエネルギーを安定供給するための水力発電事業を行ったりと、国内外問わずSDGsに貢献しています。

その他の企業の取り組みについては「外務省:JAPAN SDGs Action Platform」に掲載されています。

まとめ

「住み続けられるまちづくりを」の世界と日本の取り組み事例についてお話しました。いかがだったでしょうか?

これからの人口増加や高齢化に伴い、まちの仕組みが変化していくことが考えられます。

私たちもできることから少しずつ行動していきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました!

※「つくる責任つかう責任」については以下の記事に書いているので、興味のある方はぜひご覧ください!

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