地球温暖化とは?加速する原因と私たちの生活への影響について
こんにちは!衣食環境ブログのマイカです。
この記事では、地球温暖化の原因とその影響についてお話していきます!
「地球温暖化」というフレーズは、皆さんも一度は聞いたことがあると思います。
実際、地球温暖化を加速させてしまっている原因や地球温暖化による影響は、私たちの生活にどう関係してくるのでしょうか。
この記事は、
- 地球温暖化って何?
- 地球温暖化が進む原因って?
- 地球温暖化が進むとどうなるの?
といった方におすすめの記事です。
ぜひ最後までご覧ください!
地球温暖化とは
地球温暖化とは、「地球全体の温度が上昇していること」です。
気象庁によると、地球の平均気温は100年の間で0.72℃の割合で上昇していると報告されています。
日本の平均気温も、年によって変動があるものの、長期的にみると上昇傾向で100年あたり1.15℃の割合で上昇しており、世界平均を上回っています。
実際に、ここ数年で最高気温を更新していたり猛暑日が続いているのも地球温暖化の影響です。
地球温暖化が進む原因
地球温暖化が進む原因は、「温室効果ガス」です。
温室効果ガスとは、二酸化炭素やメタン、一酸化二窒素、フロン類などのことで地球を暖める作用があります。
温室効果ガスがなければ地球の温度はマイナス19℃の状態になるとも言われているので、温室効果ガスの存在は私たちが地球で生きていくうえで必要になります。
しかし、問題となっているのは温室効果ガスが増えすぎていることです。
温室効果ガスとは
温室効果ガスについてもう少し詳しくお話していきます。
温室効果ガスは、二酸化炭素・メタン・一酸化二窒素・フロン類などの温度を上げる効果のあるガスの総称です。
特に、人間活動によって増加した温室効果ガスは問題視されており以下の内訳になっています。
二酸化炭素が一番多く、続いてメタン、一酸化二窒素、フロン類となっています。
二酸化炭素が多い理由は、私たちの生活で必要なエネルギー(電気やガス、生活必需品など)を生み出す際に発生するからです。
特に、化石燃料の燃焼時に大量に発生します。
私たちの生活が二酸化炭素を中心とした温室効果ガスを多く排出してしまい、地球温暖化の原因となっています。
温室効果ガスが増える原因
温室効果ガスが増える主な原因は、主に3つです。
- 化石燃料の使用
- 廃棄物の焼却
- 森林伐採
一つずつお話していきます。
1.化石燃料の使用
化石燃料とは、石油や石炭、天然ガスなどのことで、微生物の死骸や枯れた植物などが化石になり石油や石炭になったと考えられています。
化石燃料は、産業革命後から最も使われているエネルギー源で発電やプラスチックの原料、ガソリンなど私たちの生活のほとんどで使用しています。
そして、化石燃料は燃焼時に二酸化炭素を発生させることから、温室効果ガスを排出する大きな原因になっています。
2.廃棄物の焼却
廃棄物(ごみ)のほとんどは、捨てられると焼却処理されます。
燃やされる際に物質の炭素(C)と空気中の酸素(O₂)がくっつき、二酸化炭素が排出されます。
特に、化石燃料を使用したプラスチック製品の二酸化炭素排出量は多く、問題視されています。
3.森林伐採
木や植物は、二酸化炭素を吸収し酸素を生み出す力を持っています。
しかし、何年も前から工場の建設や土地開発などで山や森が開拓され、森林が少なくなっています。
二酸化炭素の排出量が増えただけでなく、二酸化炭素を吸収してくれる森林が減っているのも温室効果ガスが増える原因です。
地球温暖化による影響
地球の温度が上がることによる影響は、平均気温が上がり年中暑くなるということだけではありません。
海面上昇や異常気象、生態系の減少、農作物の不作など様々なところに影響を与えます。
IPCC第5次評価報告書では、このまま気温が上昇を続けた場合のリスクを次のように示しています。
- 高潮や沿岸部の洪水、海面上昇による健康障害や生計崩壊のリスク
- 大都市部への内水氾濫による人々の健康障害や生計崩壊のリスク
- 極端な気象現象によるインフラ機能停止
- 熱波による死亡や疾病
- 気温上昇や干ばつによる食料不足や食料安全保障の問題
- 水資源不足と農業生産減少
- 陸域や淡水の生態系、生物多様性がもたらす、さまざまなサービス損失
- 同じく海域の生態系、生物多様性への影響
地球の温度が上がるだけで、これだけ色々なところに影響を与えてしまいます。
まとめ
地球温暖化の原因と影響についてお話しました。
地球温暖化の原因は、温室効果ガスの増加でその影響は様々なところにも及びます。
地球の温度が上がるだけで暮らしに影響が出ないと思いがちですが、地球温暖化は世界でも対策が急がれているほど大きな問題です。
少しずつ、地球に優しい暮らし方を見つけていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!