フラワーロス問題って?ロスフラワー削減のために私たちができること
こんにちは!衣食環境ブログのマイカです。
この記事では、フラワーロス問題についてお話していきます。
2020年以降、新型コロナウイルスの影響でイベントの中止が相次ぎ、廃棄されるお花の量が増加しています。
フラワーロス量はフードロスの3倍以上とも言われており、今では解決しなければならない社会問題の一つです。
この記事は、
- フラワーロス問題って?
- ロスフラワーを使って何ができる?
- サステナブルなお花ってあるの?
といった方におすすめの記事です。
ぜひ最後までご覧ください。
フラワーロス問題とは
フラワーロスとは、規格外のサイズや時期が過ぎてしまったりしてお客様の手に渡ることなく捨てられるお花のことです。
結婚式などのイベントで使われたお花も、元気な状態なのに使い回しはできないので廃棄されることが多く、問題になっています。
日本では、年間30億本ものお花が販売されていますが、そのうち10億本以上のお花が廃棄され、フラワーロスにより年間1500億円の経済損失が発生していると言われています。(参照※1)
さらには、新型コロナウイルスの影響もありイベントの中止や延期が相次ぎ、お客様の目に触れることなく捨てられるお花が増加したんだそう。
あまり聞きなじみのないフラワーロスですが、フードロス量よりもはるかに多いのが現状です。
※フードロスについては以下の記事に書いているので、ぜひ参考にしてください。
フラワーロスに取り組んでいる企業
フラワーロス削減のために取り組んでいる企業を紹介します。
株式会社Greenery
FLOWERiUM(フラワリウム)などが有名な株式会社Greeneryですが、新たにロスフラワーを使用した商品を販売しています。
人気急上昇中のパロサントシリーズにロスフラワーを加え、インテリアとしてもアロマとしても楽しめるようになっています。
お花を科学を掛け合わせ、ハーバリウムというジャンルを確立したブランドがロスフラワー削減に取り組んでいます。(※2)
株式会社RIN
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株式会社RINは、廃棄されるロスフラワーを回収し、新たにドライフラワー作品に生まれ変わらせる活動をしています。
農林水産省で紹介されたりユニクロとコラボをしていたりと、フラワーロス削減だけでなくロスフラワーと消費者を繋げる架け橋にもなっています。(※3)
私たちができること
フラワーロス削減のために私たちにできることは、お花を買うことです。
しかし、お花屋さんで売られているお花は意外と値段が高かったり、どこか入りにくい雰囲気があったりしますよね。
そこでおすすめなのが、お花の定期便です。
特に「+hana(タスハナ)」は、品質には問題のない試作品種や規定外のサイズのお花を、低価格かつポスト投函できるサイズで郵送してくれます。
専用のケースにいれての郵送なので鮮度が良いまま、手軽にお花のある暮らしを始めることができます。
興味のある方はぜひHPをのぞいてみたくださいね。
まとめ
フラワーロスについてお話しました。
イベントの装飾などで華やかにしてくれるお花ですが、人の目に触れることなく、また一度使用されてすぐに捨てられているのが現状です。
最近では、プレゼントでも購入されることが少なくなりフラワーロスが加速しています。
親や友達へのプレゼント、家に飾る用など積極的にお花を買っていきたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
参照
※1 農林水産省「花きの現状について」(https://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/pdf/1912_meguzi_all.pdf)
※2 FLOWERiUM HP(https://flowerium.shop-pro.jp/)
※3 株式会社RIN HP(https://lossflower.com/)