消費者が地球環境を守る!今日から実践できる「エシカル消費」とは?
こんにちは!衣食環境ブログのマイカです。
最近、様々な場面で「エシカル」という言葉が使われているのを目にします。
この記事では、エシカル消費についてお話していきます。
この記事は、
- エシカルって何?
- エシカル消費とは?
といった方におすすめの記事です。
ぜひ最後までご覧ください!
エシカルとは
「エシカル(ethical)」とは、英語で「倫理的な」という意味の言葉です。
「倫理的な」の「倫理」とは、善悪・正邪の判断において普遍的な規準のことで、簡単に言うと「一人一人が正しい行いをするための考え方や規範」のことです。
また近年では、海外を中心に行われている倫理的活動を「エシカル○○○○」と表現し、エシカルは「環境保全や社会貢献」という意味合いが強くなっています。
エシカル消費とは
エシカル消費とは、言葉の意味のままでいうと「倫理的な消費」です。
そして、エシカルは「環境保全や社会貢献」といった意味合いで使われることが多いので、エシカル消費は「環境保全や社会貢献を考えた消費」とも言えます。
また、消費者庁によると、エシカル消費とは「消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと」と記されています。
つまり、私たち消費者がモノを買ったりサービスを利用する際に、環境や人権に対して十分に配慮された商品やサービスを選択することが「エシカル消費」です。
エシカル消費は、SDGsのゴール12「つくる責任つかう責任」に関連する取り組みでもあります。
※「つくる責任つかう責任」については以下の記事で書いているので、ぜひ参考にしてください!
なぜ「エシカル消費」が必要なのか
産業革命以降から定着していた大量生産・大量消費が様々な問題を抱えているからです。
大量生産・大量消費の問題とは、
- 化石燃料の枯渇化
- 環境破壊
- 児童労働
- 労働者の搾取
など、あげるとキリがないほどに問題があります。
そして大量生産・大量消費の元凶ともいえるのが「私たち消費者の安さを求めた消費行動」です。
「安さ」を求めるあまり、人件費を下げるために児童労働や労働者の搾取などの問題が起こり、石油や石炭を多く消費し地球環境を悪化させます。
私たち消費者は、商品を「値段や質」で選び、その「つくられ方」にまではなかなか目を向けることはありません。
しかし、私たちは知らない間に「買う」という行為を通じて、環境破壊や社会問題の加速に加担している可能性があります。
そのため、「つくられ方」に注目して「環境にいい作られ方なのか」や「社会問題に加担していないか」を考えたエシカル消費が、今後の世界のために必要になってきます。
※環境・社会問題については以下の記事で書いているので、ぜひ参考にしてください!
「エシカル消費」で未来はどう変わるのか
内閣府の公表によると、2020年度の日本のGDP(国内総生産)のうち、個人消費は約5割を占めています。
このことから、消費者の選択が社会や経済に与える影響が大きいことがわかります。
消費者がエシカル消費を積極的に実施していけば、確実に世界の環境や社会の改善に繋がります。
実際に、世界や日本の中でも環境保護や社会貢献機運が高まっており、エシカル消費市場は拡大していると言われています。
国では脱炭素の動きが高まっていたり、企業でもSDGsに取り組んでいたりといずれも「エシカルな消費行動の結果」です。
これからもエシカル消費を高めていくことでより地球をクリーンに、世界を平和にしていくことができます。
エシカル消費を実践
エシカル消費を実践する上で「誰が、どこで、どうやって、どのように作った製品か」を意識することが大切です。
そのうえで、フェアトレード商品やエコラベルがついた商品、地産地消の商品の購入、再生可能エネルギーの利用、省エネなどが「エシカル消費」になります。
私たちの選び方次第で、地球が、世界が変わっていくことを信じて行動してみてください。
※おすすめのエシカル商品については以下の記事に書いているので、ぜひ参考にしてください!
まとめ
エシカル消費についてお話しました。
エシカル消費が注目されはじめ、企業も消費者も地球環境に配慮した商品やサービスを積極的に取り入れるようになりました。
みなさんも、毎日の消費行動で「エシカル消費」を取り入れてみてください!
すべてを変えるのではなく、少しずつでの行動は必ず世界をいい方向に運んでいきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!